夫の浪費で知らないうちに多重債務者になっていた
相談前
結婚後、家計の管理はすべて夫に任せており、自分名義のクレジットカードも夫が管理していました。ところが、夫が浪費を重ねた末に収入が途絶え、自分名義の債務も膨らんでいることを知ったときには、すでに返済が困難な状況となっていました。
夫との信頼関係も揺らぎ、離婚も視野に入れ、当事務所にご相談に来られました。
相談後
依頼者の収入では返済は難しいと判断し、自己破産の申立てをいたしました。その間、離婚についてもアドバイスさせていただき、依頼者の生活の再建を目指しました。
依頼者はご自身で家計を管理しなかったことや、カードの使用状況を把握していなかったことを深く後悔されていましたので、管財人には経緯を誠実に説明しました。そして、夫の浪費が主な原因であることが認められ、無事に免責が許可されました。
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